アルヴェル一強時代
現在Lサイズミニバンはトヨタのアルファードとヴェルファイアしか売れてないと言って良い程にこの二台ばかりを見ます。
それがどうしてかと言われてますが、結論は出ています。
それは、
選択肢が無いからです。
「えっ? エルグランドが有るじゃん」
と聞こえますね。
確かに元祖高級ミニバンの日産エルグランドもラインナップされていて、現在2020/10にはマイナーチェンジが話題を呼んでいます。
しかし私は言いたい!
現行エルグランドはLサイズミニバンとは言い難い!あれは背低Lサイズミニバンだ。いうなればプレサージュ!
どうしてこんな事を言うのかと言うと、アルヴェルとの広さの違いに有ります。
「エルグランドも広いぞ!」
オーナーさんの意見も解ります。確かにエルも広いです。それは不自由のないくらいに、でも…
先代E51の方が広かった!
自分は先代エオーナーでした。非常にその”広大”さは便利でした。
8人乗っても皆が余裕。荷物を積めば引っ越し出来そう。
そんな広大さが現行エルには無いんです!
これは日産の大きな誤算でしかありません。
更にホンダもこの点を間違えています。
オデッセイの話です。
現行オデッセイはとても広くなりました。それはもうライバルはエルグランドになる程度、しかしやはり天井は低い。所詮はオデッセイなのだ。
エリシオンと統合したと言えどやはりオデッセイなんだ!
思えばアルファード、エルグランド、エリシオンの三強時代は良かった。本当にどれを選んでも広い。
しかし今ではアルヴェルの広さに匹敵出来る車種は無い。
デリカも広いけどやはりちょっとそこには明らかな差が有ります。
皆さん三列目を見てみましょう。アルヴェルは足が組める程度の広さじゃありません。小柄な人なら普通に座って足元にもうひとり床に座れます。こんな広さ現行エルやオデには有りません。
しかしアルヴェルが唯一だと語ってきましたが、ちゃんとライバルは居ます…それはベンツVクラスです。
標準、ロング、エクストラロングを選べるVならアルヴェルの広大さにも引けを取りません。
しかしながら、車を探している時に急にベンツなんて普通の人は選択肢に入らないのでしょう…残念
しかもシートの形状が異なります。
アルヴェルはゆったりソファでVはしっかり椅子です。当然くつげるのはアルヴェルです。
もちろんVにも豪華シート版は有るのですがこれは二列目だけですし、所詮ショーファー向けなのです。ファミリーには向きません。
皆さんファミリーカーとしてミニバンを選びますよね。
そんなところでアルヴェルより広大なグランエースの話はしません。奴は完全なショーファードリブンで運転手は雇われさんでお父さんが運転するもんじゃありません。
つまり現在Lミニバンはアルヴェル一強では無くアルヴェル一択なんです。嘆かわしい事ですね。
世界にはまだ対抗できる車も有ります。
日産、ホンダも実績が有ります。
このクラスはまだまだ売れます!
古豪復活と新規参入を自分は期待してますね。